競技かるた

小倉百人一首で勝つためのデザイナーで投資家の暗記術「決まり字とフラグの立て方」

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ビジネスでも勝つためにはフラグ(旗)という
グラフィック(視覚)デザインで覚えるのも大事

 競技かるたとは小倉百人一首などの上の句を詠んでいるうちに、 下の句がかかれたカルタを早く取るスポーツです。これは暗記する必要もありますが、 体力も必要です。また5分ほどで試合を終えるための、五色かるたというのもあり、 これは子供に向いています。これらの勝負で勝つには、まず決まり字を覚えた方が早いです。

 決まり字とは大半が最初の2文字ぐらいで下の句が分かるので、 勝つためには競技かるたでは下の句の字を見ながら、上の句は音で聞くので、 有名ではない方法ですが、数百円で通販で買えるMP3プレーヤーで随時、 音は聞き、上の句と下の句の決まり字だけを紙に書いて覚えても良いかもしれません。

 では、決まり字を文字数ではなく枚数が少ない方から挙げていきます。 一番大きな文字は覚えた方が良い、上の句の決まり字で、下の句の決まり字も大きくしましたが、 プロのレベルになると、下の句から上の句を変換するような推測をするので、 日本の文章は縦の右上から始まるので、実際の札の場合は右上を集中して見るです。



① 一枚札「むすめふさほせ」

らさめの つゆもまだひぬ まきのはに
りたちのほる あきのゆふくれ

みのえの きしによるなみ よるさえや
ゆめのかよひち ひとめよくらむ

ぐりあいて みしやそれとも わかぬまに
くもかくれにし よはのつきかな

くからに あきのくさきの しおるれば
むへやまかせを あらしといふらむ

びしさに やどをたちいでて ながむれば
いつこもおなし あきのゆふくれ

ほととぎす なきつるかたを ながむれば
たたありあけの つきそのこれる

をはやみ いわにせかるる たきがわの
われてもすゑに あはむとそおもふ



②二枚札「うつしもゆ」

うかりける ひとをはつせの やまおろし
はけしかれとは いのらぬものを

うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こひにくちなむ なこそをしけれ

つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わかみひとつの あきにはあらねと

つくばねの みねよりおつる みなのがわ
こひそつもりて ふちとなりぬる

しのぶれど いろにいでにけり わがこいは
ものやおもふと ひとのとふまて

しらつゆに かぜのふきしく あきののは
らぬきとめぬ たまそちりける

ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり

もろともに あわれとおもえ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし

ゆうされば かどたのいなば おとずれて
あしのまろやに あきかせそふく

ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ
ゆくへもしらぬ こひのみちかな



③三枚札「いちひき」

いにしえの ならのみやこの やえざくら
けふここのへ ににほひぬるかな

いまこんと いいしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいてつるかな

いまはただ おもいたえなん とばかりを
ひとつてならて いふよしもかな

ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれことしの あきもいぬめり

ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
のまつやま なみこさしとは

ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ
からくれなゐに みつくくるとは

ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しつこころなく はなのちるらむ

ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はそなむかしの かににほひける

ひともおし ひともうらめし あじきなく
よをおもふゆゑに ものおもふみは

きがため おみしからざりし いのちさえ
なかくもかなと おもひけるかな

きみがため はるののにいでて わかなつむ
わかころもてに ゆきはふりつつ

きりぎりす なくやしもよの さむしろに
ころもかたしき ひとりかもねむ



④四枚札「はやよか」

はなさそう あらしのにわの ゆきならで
ふりゆくものは わかみなりけり

はなのいろは うつりにけりな いたずらに
わかみよにふる なかめせしまに

はるすぎて なつきにけらし しろたえの
ころもほすてふ あまのかくやま

はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなくたたむ なこそをしけれ

やえむぐら しげれるやどの さびしきに
ひこそみとえね あきはきにけり

やすらわで ねなましものを さよふけて
かたふくまての つきをみしかな

やまがわに かぜのかけたる しがらみは
なかれもあへぬ もみちなりけり

やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
ひとめもくさも かれぬとおもへは

よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのおふねの つなてかなしも

よのなかよ みちこそなけれ おもいいる
やまのおくにも しかそなくなる

よもすがら ものおもうころは あけやらで
やのひまさへ つれなかりけり

よをこめて とりのそらねは はかるとも
よにあふさかの せきはゆるさし

かくとだに えやわいぶきの さしもぐさ
しもしらしな もゆるおもひを

かささぎの わたせるはしに おくしもの
しろきをみれは よそふけにける

かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは
みそきそなつの しるしなりける

かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ
くたけてものを おもふころかな



⑤五枚札「み」

みかきもり えじのたくひの よるはもえ
ひるはきえつつも のをこそおもへ

みかのはら わきてながるる いずみがわ
いつみきとてか こひしかるらむ

みせばやな おじまのあまの そでだにも
れにそぬれし いろはかはらす

みちのくの しのぶもじずり たれゆえに
みたれそめにし われならなくに

みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり



⑥六枚札「たこ」

たかさごの おのえのさくら さきにけり
やまのかすみ たたすもあらなむ

たきのおとは たえてひさしくなりぬれど
なこそなかれて なほきこえけれ

たごのうらに うちいでてみれば しろたえの
ふしのたかねに ゆきはふりつつ

たちわかれ いなばのやまの みねにおうる
まとつしきかは いまかへりこむ

たまのおよ たえなばたえね ながらえば
しのふることの よはりもそする

たれをかも しるひとにせん たかさごの
まもつむかしの ともならなくに

こいすちょう わがなはまだき たちにけり
ひとしれすこそ おもひそめしか

こころあてに おらばやおらん はつしもの
きまとはせる しらきくのはな

こころにも あらでうきよに ながらえば
こひしかるへき よはのつきかな

こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに
やくやもしほの みもこかれつつ

このたびは ぬさもとりあえず たむけやま
もみちのにしき かみのまにまに

これやこの ゆくもかえるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき



⑦七枚札「おわ」

おおえやま いくののみちの とおければ
またふみもみす あまのはしたて

おおけなく うきよのたみに おおうかな
わかたつそまに すみそめのそて

おおことの たえてしなくば なかなかに
ひとをもみをも うらみさらまし

おくやまに もみじふみわけ なくしかの
こゑきくときそ あきはかなしき

おぐらやま みねのもみじば こころあらば
いまひとたひの みゆきまたなむ

おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけしやそての ぬれもこそすれ

おもいわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみたなりけり

わいがおは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうちやまと ひとはいふなり

わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしとらね かはくまもなし

わすらるる みをばおもわず ちかいてし
ひとのいのちのを しくもあるかな

わすれじの ゆくすえまでは かたければ
けふをかきりの いのちともかな

わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもゐにまかふ おきつしらなみ

わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
ひとにはつけよ あまのつりふね

わびぬれば いまはたおなじ なにわなる
みをつくしても あはむとそおもふ



⑧八枚札「な」

ながからん こころもしらず くろかみの
みたれてけさは ものをこそおもへ

ながらえば またこのごろや しのばれん
うしとみしよそ いまはこひしき

なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる

なげけとて つきやはものを おもわする
かこちかほなる わかなみたかな

なつのよは まだよいながら あけぬるを
くものいつこに つきやとるらむ

なにしおわば おおさかやまの さねかずら
ひとにしられて くるよしもかな

なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ
みをつくしてや こひわたるへき

なにわがた みじかきあしの ふしのまも
あはてこのよを すくしてよとや



⑨十六枚札「あ」

あいみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはさりけり

あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれいつるつきの かけのさやけさ

あきのたの かりおのいおの とまをあらみ
わかころもては つゆにぬれつつ

あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさほらけかな

あさじうの おののしのはら しのぶれど
あまりてなとか ひとのこひしき

あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき

あぼらけ うさじのかわぎり たえだえに
あらはれわたる せせのあしろき

あしびきの やまどりのおの しだりおの
なかなかしよを ひとりかもねむ

あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ
とめのすかた しはしととめむ

あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いてしつきかも

あらざらん このよのほかの おもいでに
いまひとたひの あふこともかな

あらしふく みむろのやまの もみじばは
たつたのかはの にしきなりけり

ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきはかり うきものはなし

ありまやま いなのささはら かぜふけば
いてそよひとを わすれやはする

あわじしま かようちどりの なくこえに
いくよねさめぬ すまのせきもり

あわれとも いうべきひとは おもおえで
みのいたつらに なりぬへきかな

以上です


下記は上の句を該当の文字数を読むと、
下の句が分かる割合(枚=%)です

決まり字の枚数
一字決まり7枚 二字決まり42枚 三字決まり37枚
四字決まり6枚 五字決まり2枚 六字決まり6枚

六字決まり札を大山札(おおやまふだ)といいます。
「わたのはら」や「あさぼらけ」や「きみがたけ」があります。
大山札の起源は博打な「山を張る」が有力な説です。




History 履歴

初版:令和3年 皇紀2681年 [西暦2021年] 3月19日(金)

最終更新日:令和3年 皇紀2681年 [西暦2021年] 3月21日(日)


著者:城神YU(しろかみゆ)
1994年頃にMacDTPの経験が1年間しかないPC使用歴1年生だったのに、求職倍率が40倍のイラストレーターの時給千円のアルバイトで、数日HTMLの本を読んだだけでWebのページや絵も作成や、 VHSテープのダビングや電話受付などの雑用もさせられ、1998年には家電大手でWebデザイナー派遣で雇われたのにPerlやMacのマクロなどでCGI作成や、Telnetなどを使いWebサーバーの設定などもさせたらた人。

2005年頃には外国株やFXなどの投資も開始した人。最近は古くて遅延する同期系ではなくGo言語やNode.js系なJavaScriptやPythonなどの自動プログラミングなどを研究し、和なシステムを作りたいと思っている。なぜなら日本語こそ効率的で正確で多様な言語だからだ。

Node.jsと派生した言語など
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 SNSやクラウドで業務をしている企業もありますが、無駄に労力がかかる静的型付け言語を使う、外国に丸投げしている有名大手などがプログラミングを失敗したら外部に情報が流出します。技術者の疲労と日本人を侮蔑する心が不祥事の原因です。

 著者は1998年には家電大手の業務サイトを作成しています。広告・印刷・ITなどの経験が1993年からの著者が、アドバイスやコンサルタントなどをいたします。

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 よく「聞き上手な営業マンこそ成功する」と言われますが、これは客がメールで希望を多くいったり、口頭よりもメールなら絵や文章などで自分の考えもまとめるので良いのです。人間は長生きしボケないためにも暗記をしたり考えないと駄目なのです。